ヘアセットには何を使う?スタイリング剤の種類と選び方

ヘアセットには何を使う?スタイリング剤の種類と選び方

 

トレンドヘアにお洒落なアレンジと、なりたい髪型を叶えてくれるスタイリング剤。

ムースにワックス、オイルなど種類がたくさんあるけれど、自分に合うアイテムを使っていますか?

 

そこで今回は、スタイリング剤の種類と選び方について説明します。

スタイリング時間が短くなる便利なアイテムもご紹介しますので、ヘアセットに失敗したくない方は最後まで必見です。

 

目次

 

 

スタイリング剤とは

 

スタイリング剤とは髪を整えやすくして、セットした髪型を長時間キープするアイテムです。スタイリング剤は、ヘアスタイルを作りやすくするベース剤、好みの髪型に仕上げるプロセス剤、完成した髪型をキープするフィニッシュ剤の3つに分類されます。

 

・ベース剤

髪の状態を整えて、セットしやすくするスタイリング剤。使わなかったからといって髪型を作れないわけではありませんが、ベース剤には髪へのダメージを抑えたり、髪質を改善したりする効果もあります。ヘアケア目的で使えるアイテムもあるので、髪の傷みが気になる方や髪の悩みがある方にはおすすめです。

ベース剤の種類には、ヘアミスト・ウォーター、オイル、ミルク、クリームなどがあります。

 

・プロセス剤

ヘアスタイルを作る時に使うスタイリング剤。髪に動きをつけたり、質感を出したり、ヘアアレンジには欠かせないアイテムです。カール感にふんわり感、ウェット感など、ヘアスタイルで印象を変えたい時に重宝します。プロセス剤には、ワックス、ムース、ジェルなどがあります。

 

・フィニッシング剤

髪をセットしたあとの仕上げに使うスタイリング剤。しっかり固めて髪型をキープするタイプと、固まらないタイプがあります。固まらないタイプのフィニッシング剤はツヤを出したり、手触りを良くしたりするために使われるスタイリング剤で、ナチュラルな雰囲気に仕上げたい時に適しています。紫外線防止などプラスアルファの成分が配合されたフィニッシング剤もあり、ヘアケアをしたい方にはおすすめです。

フィニッシング剤は基本的にスプレータイプで、髪全体に吹きかけてキープ力を上げます。

 

 

スタイリング剤の種類

 

スタイリング剤にも様々な種類があり、用途や効果、仕上がりが異なります。自分に合うスタイリング剤を見つけるためにも、それぞれの特徴を知っておきましょう。

 

●ベース剤

・ミスト、ウォーター

液体状のヘアミストやウォータータイプスタイリング剤は、髪につけるとまとまりやすくなります。さらっとした軽いつけ心地でベタつかず、シャンプーで簡単に落とせます。

朝、起きた時の寝ぐせやパサつきを直したい時、アイロンによる熱ダメージから髪を守りたい時にも活躍するアイテムです。適度な弾力を与えてくれるので、髪のボリュームを残したい方にも向いています。

 

・オイル

油分が主成分のスタイリング剤。油分で髪の表面をコーティングして水分の蒸発を防いだり、髪にツヤを与えてまとまりを良くしたりする効果があります。

仕上がりは軽めから重めまで、オイルの種類によって選べます。濡れ髪を目指している人、髪にツヤを出したい人、髪のボリュームを抑えたい人におすすめです。

 

ミルク、クリーム

油分と水分のどちらも配合されたスタイリング剤。栄養分が多く含まれているので、ダメージケアには最適です。保湿効果も高く、髪がしっとりまとまります。

キープ力はそれほど高くありませんが、髪全体に馴染ませてからブラッシングするとツヤがアップします。パーマやカラー、アイロンの熱でごわついた髪も手触りが柔らかくなります。スプレーに次いで軽く仕上がるので、普段のお手入れにも取り入れたいアイテムです。

 

 

●プロセス剤

・ワックス

髪に動きをつけたり、束感を出したりしたい時に便利なスタイリング剤。

ソフトなタイプからハードなタイプまで種類も多く、様々なヘアスタイルが楽しめます。束感を作りたい時はセット力が強いもの、ふんわりカールをつけたい時はライトなものと用途に合わせて選ぶのがポイント。

ワックスで毛先に動きをつけるスタイルは、ショートやボブの方におすすめです。

 

・ムース

 

ムースタイプは泡状のスタイリング剤で、カールはもちろん、パーマやウェーブスタイルにも適しています。水分量が多く髪全体に馴染ませやすいのですが、時間が経つと固まってきます。髪にしっかり浸透するので、くせ毛を活かしたい時やとれかけのパーマを復活させたい時にも便利です。

最近は緩めパーマも人気があるので、軽い仕上がりでツヤが出るタイプも売れています。

 

・ジェル

髪をハードに固定したい時に役立つ、ゼリー状のスタイリング剤。髪を立ち上げたい時や流れをつけたい時、動きや束感を出したい時もしっかり固まって崩れません。再セットはできませんが、ごわつかないところもジェルの良さ。ウェットな濡れ髪を演出できるスタイリング剤のなかでも固定力が強く、崩れにくさ重視の方には特におすすめです。

 

 

●フィニッシング剤

・スプレー

スタイリング成分を霧状に噴射して、セットした髪型を固定するスタイリング剤。主に仕上げに使われるスタイリング剤で、髪の表面に吹きかけてセットの崩れを防ぎます。

キープ力が強いホールドタイプ、動きをつけるムーブタイプ、ツヤを出して手触りを良くするツヤ出しタイプなどがあり、セット力もハード・ナチュラル・ソフトと様々。

なかにはUVカット効果のあるスタイリング剤もあるので、目的や仕上がりに合わせて使い分けるのがおすすめです。

 

 

ヘアセットに使うスタイリング剤の選び方

ここからは、なりたい髪型・髪の悩み・持続力という3つの視点から、あなたに合うスタイリング剤を導き出します。

スタイリング剤選びに迷った時は、ぜひ参考にしてみてください。

 

●なりたい髪型で選ぶ

 

髪の仕上がりは、スタイリング剤の種類によって変わってきます。

濡れ髪に巻き髪、まとめ髪となりたいヘアスタイルを叶えてくれるスタイリング剤を選びましょう。

 

濡れ髪・ウェット感 :オイル、ジェル

ツヤ感         :オイル、クリーム、ムース

毛束感         :ワックス、ジェル

空気感・エアリー感 :ワックス、スプレー

パーマ・巻き髪   :ムース

まとめ髪      :スプレー

 

●髪の悩み・髪質に合わせて選ぶ

髪のうねりが気になる人はサラサラに仕上がるミストタイプ、細くてハリやコシがない髪にはボリューム感を出せるワックスなど、髪の悩みや髪質からスタイリング剤を選ぶのもおすすめです。

 

パサつき   :オイル

うねり    :ミスト・ウォーター

広がり    :ムース、ジェル

まとまりにくい:ミスト・ウォーター、オイル

寝癖がひどい :ミスト・ウォーター

ダメージケア :クリーム

紫外線対策  :スプレー

細い髪    :ワックス、スプレー

太い髪    :オイル、ハードワックス、ジェル

 

●持続力で選ぶ

持続力を重視したい方には、ワックス・ムース・スプレーがおすすめです。

 

ふんわりとカールをキープしたい  :ワックス

パーマやウェーブをキープしたい  :ムース

ヘアスタイルをしっかりキープしたい:ジェル、スプレー

 

 

ヘアセットの時短&ヘアケアを同時に叶える神アイテム

 

朝は何かと忙しく、ヘアセットに時間をかけていられない人も多いはず。だからといって、寝ぐせがついたまま出かけるわけにもいきませんよね。そんな時におすすめしたいのが、シルクのナイトキャップです。

 

ナイトキャップは、かぶって寝るだけでヘアケアができる便利なアイテム。摩擦や乾燥によるダメージを防いで、髪のうねりや広がりを抑えます。ナイトキャップをかぶると寝ぐせもつきにくくなるので、翌朝のヘアセット時間も短縮できます。

 

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おわりに

スタイリング剤を使いこなせるようになると、おしゃれなトレンドヘアも簡単に実現します。どれを選ぶか迷ったときは、仕上がりのイメージ、髪の悩み、持続力から自分に合うアイテムを選んで、なりたい髪型を叶えてくださいね。

 

 

 

 

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