シルクのナイトキャップと枕カバーはどっちがいいの? メリットデメリットを徹底比較

シルクのナイトキャップと枕カバーはどっちがいいの? メリットデメリットを徹底比較

寝ている間もヘアケアが続く、シルクのナイトキャップと枕カバー。どちらも「翌朝の髪がツヤツヤ!」「自分の髪とは思えないくらいサラサラになった。」などと大好評ですが、初めて購入する方からは「どっちがいいの?」と質問をいただくこともしばしば。

そこで今回は、シルクのナイトキャップと枕カバーのメリットとデメリットを説明しながら、それぞれどんな人におすすめかご紹介してまいります。

 

目次

 

シルクのナイトキャップと枕カバー共通のメリット

 シルクのナイトキャップと枕カバーの共通点といえば、ヘアケアができること。髪に大きなダメージをもたらす摩擦を減らし、保湿力のある素材で髪の潤いを保ちます。

・摩擦の軽減

シルクのナイトキャップと枕カバーには、髪と寝具の摩擦を減らす効果が期待できます。就寝中の髪は頭と寝具に挟まれて圧迫されたり、寝返りによって寝具とこすれて摩擦が起きたり。寝ている間も、髪はずっとダメージを受け続けています。
特に摩擦は美髪の大敵。髪と寝具がこすれると髪の表面にあるキューティクルが開いたり、剥がれたりして、髪の内部から水分が流出してしまいます。その結果、パサついてまとまりにくい髪に…。
そこで活躍するのが、シルクのナイトキャップと枕カバーです。シルクのナイトキャップと枕カバーは睡眠中の摩擦を防ぐことで、髪へのダメージを減らします。ただし、摩擦を減らす仕組みに関してはそれぞれ異なります。

ナイトキャップ…髪と頭を固定して、寝具との摩擦を防ぐ。
枕カバー…細くてやわらかいシルクの繊維で、摩擦を起こりにくくする。

シルクのナイトキャップと枕カバーを使うと寝ぐせもつきにくくなるので、翌朝のスタイリングがだいぶ楽になるでしょう。

・高い保湿力

 シルクは保湿力が高く、乾燥しにくい素材です。繊維の中には常に水分が含まれていて、肌触りもしっとりしています。髪は乾燥するとツヤや潤いがなくなってパサつきやうねりが発生しますが、シルクのナイトキャップや枕カバーを使うと髪や頭皮の水分が必要以上に奪われません。
さらに、シルクの繊維にはグリシン、アラニン、セリンといった天然保湿成分も含まれています。これらの成分は化粧品にも配合されているので、美髪効果や美肌効果が期待されているというわけです。

 

シルクのナイトキャップのメリット・デメリット

 

シルクのナイトキャップも枕カバーも、髪に良いことがわかりました。それではシルクのナイトキャップと枕カバー、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

・シルクのナイトキャップのメリット

 メリット①髪や頭皮の乾燥を防ぐ
ナイトキャップを被るとキャップ内の湿度が保たれ、髪や頭皮の乾燥を防ぐことができます。髪の乾燥はパサつきや広がり、頭皮の乾燥は痒みやフケの原因になりますが、乾燥を防げば髪もしっとり潤います。
しかも、シルクは保湿性に優れているだけでなく、吸湿性・放湿性にも優れた素材です。汗をかいても蒸れにくいので、キャップ内は快適な環境が保たれます。

メリット②毛先までケアできる
毛先まで髪全体をケアできるという点も、ナイトキャップの大きなメリットです。枕カバーだとカバーに接している部分のケアはできても、はみ出してしまった髪のケアはできません。特にロングヘアの方は枕カバーからはみ出してしまう部分が多く、ヘアケア目的で枕カバーを使用するとなると少々物足りないのではないでしょうか。ナイトキャップなら髪全体を覆えるので、毛先までしっかりケアが行き届きます。

メリット③トリートメントの寝具移りを防ぐ
洗い流さないトリートメントが寝具や顔につきにくいことも、ナイトキャップのメリットの一つです。髪をおろしたまま寝ているとトリートメントが寝具や顔に移り、ニキビや肌荒れの原因になることがあります。ナイトキャップをかぶるとキャップ内に髪を全部しまえるので、トリートメントが寝具や顔に移りません。ナイトキャップは寝具汚れを防ぐだけでなく、肌荒れ防止にも役立ちます。

メリット④就寝中の暑さ・寒さ対策にもなる
ナイトキャップは、寝ている間の暑さ・寒さ対策にも有効です。夏は汗をかくと長い髪が首や顔に張りついたり、髪がベタベタになったり。不快感を覚えたことはないでしょうか?
ナイトキャップは髪をすっきりまとめられるので、朝まで快適に過ごせます。逆に冬は頭が冷えて寝つきが悪くなることもありますが、ナイトキャップは冬の寒さや冷房による冷えからも頭を守ってくれます。

メリット⑤枕カバーよりもリーズナブル
枕カバーに比べてリーズナブルなナイトキャップは、比較的試しやすいヘアケアアイテムです。ナイトキャップと枕カバーではそもそも使用している生地の大きさが違うので、価格差があるのは当然です。ただし、桁違いに安い商品は本物のシルクではない可能性も否定できません。購入する際は、信頼できるショップをご利用ください。

・シルクのナイトキャップのデメリット

デメリット①被らないと効果がない
ヘアケア効果の高いナイトキャップですが、かぶるのを怠ると十分な効果は得られません。毎日、使わなければいけないわけではないにせよ、髪が傷んでいる時に使用しないとダメージは蓄積されていくだけです。パサつきやうねりが気になるときはナイトキャップを毎晩かぶり、摩擦や乾燥から髪を保護してあげましょう。

デメリット②寝ぐせがつく
ナイトキャップは髪の絡まりを防いでくれるので、寝ぐせもつきにくくなります。ところが、雑に髪を入れたり、半乾きの状態でかぶったりすると、かえって寝ぐせがつきやすくなることも。髪を乾かさずにナイトキャップをかぶるとキャップ内が蒸れて雑菌が繁殖し、フケや痒みなど頭皮トラブルの原因にもなるので、注意が必要です。
また、頭の大きさや髪の長さに合わないサイズや形状を使っている人も寝ぐせがつきがちです。寝ぐせが心配な方は、自分の頭や髪に合うナイトキャップを選びましょう。

 

シルクの枕カバーのメリット・デメリット

・シルクの枕カバーのメリット

メリット①スキンケアもできる
ヘアケアに特化したナイトキャップに対して、シルクの枕カバーはヘアケアもスキンケアも同時にこなせる万能アイテムです。就寝中は汗をかきやすいので、細菌が繁殖するとニキビや肌荒れの原因になります。シルクは吸湿性と放湿性に優れた素材で汗も素早く吸収するから、肌を清潔に保つことができます。保湿力も高い素材なので、肌の潤いを逃しません。
さらに、極細の繊維が集まってできたシルクは摩擦も少なく、硬い繊維のように肌を傷つけることがありません。人の肌に限りなく近い成分で、石油由来の化学繊維に比べて肌に余計な負担をかけることもありません。

メリット②睡眠の質の向上にもつながる
睡眠の質の向上もナイトキャップにはない、枕カバーだけのメリットです。つるっとなめらかな肌触りは寝返りが打ちやすく、心地よい眠りをサポートします。良質な睡眠を得るには快適な睡眠環境を整えることも大切ですが、湿度の高さや寝汗によるベタつきは寝心地に悪影響を及ぼします。シルクは通気性と吸湿性にも優れた素材で蒸れにくいため、ジメジメと蒸し暑い夜もサラッと快適です。

メリット③締め付け感がなく快適
枕カバーはナイトキャップと違ってゴムの締め付け感がなく、ゴムの跡も残りません。ナイトキャップは慣れるまで違和感を感じる人もいますが、枕カバーは使用時のストレスが皆無です。シルクのすべすべとした肌触りも気持ち良く、寝心地は抜群です。

メリット④使いやすい
ナイトキャップは使用する際にかぶる手間が発生しますが、枕カバーは一度取り付けるだけ。毎日着用する必要がなく、使いやすい点もメリットといえるでしょう。ナイトキャップは着用する際にコツが必要なタイプもあるので、不器用な人だと髪を綺麗に収められない場合もあります。ナイトキャップはサイズや形状が合わないと睡眠中に脱げてしまうこともありますが、枕カバーなら勝手に外れることもありません。

・シルクの枕カバーのデメリット

デメリット①こまめなお洗濯が必要
シルクの枕カバーもメリットが多いヘアケアアイテムですが、デメリットもあります。枕カバーは髪だけでなく顔にも触れるので、ナイトキャップに比べてこまめなお洗濯が必要になります。ただし、シルクはとてもデリケートな素材です。
洗濯機で豪快に洗うと風合いが損なわれてしまうので、長持ちさせたければ手洗いが必須です。干す時も直射日光にあてると変色する恐れがあるため、陰干しが正解。頻繁にお洗濯するとなると、やや面倒に感じられるかもしれません。

デメリット②滑りやすい
つるつるとしたシルクの肌触りは心地良い眠りをもたらす一方で、初めて使う人にとっては滑りやすく感じることもあるようです。慣れていないと寝返りを打つたびに頭が滑ったり、枕から落ちたり。慣れてくれば心地良さが上回ってくると思いますが、気になる方は滑りにくさを追求した製品を選ぶという方法もあります。

 

シルクのナイトキャップと枕カバーは、こんな人におすすめ!

 シルクのナイトキャップと枕カバーのメリット・デメリットを見てきましたが、「結局どっちを選べば良いの?」という方のために、それぞれどんな人におすすめなのかまとめました。

 【シルクのナイトキャップがおすすめな人】

・摩擦からも乾燥からも髪を守りたい
・毛先までケアしたい
・トリートメントを寝具や顔につけたくない
・就寝中の暑さ・寒さ対策をしたい
・気軽に試してみたい

【シルクの枕カバーがおすすめな人】

・ヘアケアと同時にスキンケアもしたい
・睡眠の質を向上させたい
・締め付け感やゴムの跡が気になる
・毎日、着脱するのが面倒

 

シルクのナイトキャップと枕カバーを購入するときの注意ポイント

シルクのナイトキャップと枕カバーにはメリットが多い一方で、デメリットも全くないわけではありません。ただし、購入時にデメリットをカバーできる商品を選んでおけば、より快適にお使いいただけます。

・シルクのナイトキャップを購入する時の注意点

シルクのナイトキャップは締め付け感やゴムの跡が気になると使用頻度が減り、せっかくの効果も感じにくくなってしまいます。ナイトキャップを使わなければヘアダメージの蓄積も防げないので、極力自分に合ったサイズと形状を選ぶことが大切です。また、ロングヘアで寝ぐせが気になる方も形状が合っていない可能性があります。そこで、ナイトキャップの購入時には以下の点にご注意ください。

①頭より大きめサイズを選ぶ

 

②ロングヘアで癖がつきやすい方は「ロングヘア用」がおすすめ

モデル着用商品:COCOSILK

 

③締め付け感やゴムの跡が気になる方は「リボンタイプ」や「シンプルタイプ」がおすすめ

【リボンタイプ】

モデル着用商品:COCOSILK

 

【シンプルタイプ】

モデル着用商品:COCOSILK

基本的にナイトキャップは、自分の頭より少し大きめサイズがおすすめです。頭にぴったりのナイトキャップだと窮屈に感じるだけでなく、毛量が多いと髪がはみ出てしまうこともあります。ロングヘアも無理矢理しまい込むと寝ぐせがつきやすくなるので、クセが心配な方は髪を折らずにまっすぐしまえるロングヘア用のナイトキャップをお選びください。
なお、キャップ型のナイトキャップにも全周にゴムが縫い付けてある「ゴムタイプ」、リボンで結ぶ「リボンタイプ」、後頭部にのみゴムが入った「シンプルタイプ」などがあります。ゴムの跡や締め付け感が気になる方はリボンタイプやシンプルタイプがおすすめですが、リボンを結ぶ手間も省きたい方にはシンプルタイプが最適です。

 

・シルクの枕カバーを購入する時の注意点

シルクの枕カバーにも、さまざまな種類があります。ヘアケア効果にスキンケア効果、寝心地、丈夫さなど重視するポイントに合わせて、自分にぴったりの枕カバーを選びましょう。

①スキンケアやヘアケア重視なら「封筒タイプ」がおすすめ

掲載商品:COCOSILK

②滑りにくさ重視なら「片面シルク」がおすすめ

③丈夫さにこだわるなら「25匁」がおすすめ

スキンケアやヘアケアなど美容面を重視される方は、金属ファスナーが付いていない封筒タイプの枕カバーがおすすめです。金属ファスナーが付いていると髪や肌への刺激になる可能性があるので、特に敏感肌や金属アレルギーの方はご注意ください。
滑りにくさ重視なら、片面のみシルクの枕カバーがおすすめです。寝相が悪いと頭の移動も多いので、両面つるつるのシルクだと枕から頭が落ちやすいかもしれません。使っていくうちに慣れますが、最初のうちは片面シルクで様子を見ても良いでしょう。ちなみに、片面だろうと両面だろうと髪や肌に触れている部分がシルクであればヘアケア効果やスキンケア効果に影響はありません。
また、シルクには生地の重さを表す匁(もんめ)という単位があり、匁数が大きいほど生地は厚くなります。少しでも枕カバーを長持ちさせたい方には、丈夫な25匁以上がおすすめです。

 

シルクのナイトキャップと枕カバーの併用もおすすめ!

シルクのナイトキャップと枕カバーは素材が同じでも、その役割は異なります。ニーズに合わせてどちらか一方をお選びいただいても構いませんが、ヘアケアもスキンケアも寝心地もすべてにおいて妥協したくない方はナイトキャップと枕カバーの併用がおすすめです。
ナイトキャップだけだと、ヘアケア効果が高くてもスキンケアは行えません。枕カバーはスキンケアができても、毛先のケアはできません。ですが、両方使えばナイトキャップと枕カバーの足りない部分を補い合えるので、髪・顔・睡眠とより広いお悩みにアプローチできるようになります。寝ている間にナイトキャップが脱げやすい方も、枕カバーを使っていれば一晩中効果が持続します。

 

シルクのナイトキャップと枕カバーはどっちも髪に良い!

シルクのナイトキャップも枕カバーも、髪に良いのは確かです。ただし、役割はそれぞれ異なります。ニーズに合わせてどちらか一方をお選びいただいても構いませんが、どっちを選ぶか迷う時はナイトキャップと枕カバーの併用をおすすめします。

 

ブログに戻る