ナイトキャップの正しい使い方&かぶり方!頭皮が痒い方は必見

ナイトキャップの正しい使い方&かぶり方!頭皮が痒い方は必見

かぶって寝るだけで、髪がツヤツヤになると話題のナイトキャップ。ヘアケア効果が高いことで有名ですが、「頭が痒い…。」「変なクセがついた。」と悩んでいる人もいるようです。なぜ、頭や髪にトラブルが起きてしまう人がいるのでしょうか。

ここでは、ナイトキャップをかぶることによって起こり得るトラブルとその原因を解説しながら、ナイトキャップの正しい使い方とかぶり方をご紹介します。

 

目次

 

ナイトキャップをかぶることで起こる頭皮&髪トラブルの原因

 

 
ナイトキャップには寝返りによる摩擦から髪を守ったり、乾燥を防いだり、寝ぐせをつきにくくしたりと嬉しい効果が盛りだくさん。なのに、人によっては逆効果になるなんて噂もあり、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。以下は、ナイトキャップをかぶることで起こり得るトラブルの一例です。
・頭皮の痒み
・抜け毛
・フケの発生
・嫌なニオイ
・ヘアダメージ
・クセがつく
頭が痒い、クセがつくなどのお悩みを抱えている方はまず原因を突き止めることから始めましょう。頭皮や髪にトラブルを引き起こす主な原因には、以下の4つが考えられます。

 

 1、髪を乾かさずにナイトキャップをかぶっている

 ナイトキャップは、髪を乾かしてからかぶるものです。髪が濡れた状態でかぶるとキャップ内が蒸れて雑菌が繁殖し、痒み・フケ・ニオイ・薄毛といったトラブルの原因になります。髪が濡れたままだと髪の表面を覆っているキューティクルも開きっぱなしになり、髪から水分や栄養分が流れ出てしまいます。髪が傷むだけでなく変なクセもつきやすくなるので、半乾きの状態でナイトキャップをかぶっている方は注意が必要です。

 

 2、頭皮が乾燥している

 頭皮の乾燥も、痒みやフケといったトラブルの原因になります。皮膚は乾燥するとバリア機能が低下して外部からの刺激に弱くなりますが、わずかな刺激でも強い痒みを感じるようになると朝までぐっすり眠れません。頭が痒いと掻きむしって血が出たり、髪の毛が抜けたり、もともと乾燥肌の人はフケが増えてくる可能性もあります。
特に、40度以上の熱いお湯で髪を洗っている人や1日に何度もシャンプーをしている人は要注意!頭皮に必要な水分や皮脂が奪われて、頭が乾燥しやすくなります。ドライヤーを長時間使用している人も髪の水分が必要以上に奪われてしまうので、ご注意ください。

 

3、皮脂や汗が多く出すぎている

頭皮は、皮脂を分泌する皮脂腺や汗を分泌する汗腺がたくさん集まっている場所です。皮脂には肌の潤いを守る役割がありますが、分泌量が多すぎると細菌が繁殖して痒みの原因になります。汗にも体温を一定に保つという大事な役割がありますが、汗に含まれる塩分やアンモニアなどの成分が肌を刺激して痒みを引き起こすことがあります。頭が痒いと感じるときは、皮脂や汗が多く出ている可能性も否定できません。

 

4、化学繊維のナイトキャップを使っている

 化学繊維のナイトキャップを使っている人は繊維が肌に合わず、痒いと感じる場合もあります。化学繊維は吸湿性が低く汗を吸収しないため、肌に残った汗が刺激となって痒みを発生させます。また、アクリルやナイロンなどの化学繊維は静電気も起きやすい素材です。化学繊維が肌に触れて痒いときは、静電気による刺激が痒みの原因となっている可能性も考えられます。
 

 

ナイトキャップの正しい使い方

 

頭皮や髪のトラブルは、ナイトキャップの使い方次第で防げる場合もあります。せっかくのヘアケア効果を台無しにしないためにも、ナイトキャップは正しく使いましょう。

 

1、自分に適したサイズ・形状を選ぶ

 

 ナイトキャップは、頭の大きさに合うサイズを選ぶことが大切です。大きさが合っていないと変なクセがついたり、脱げやすかったりして就寝時に不快感を覚えます。
形状の種類も多岐に渡るので、髪の長さに合うナイトキャップを選ぶとクセがつきにくくなります。ちなみに、髪が肩より短ければキャップ型で問題ありませんが、ロングヘアでクセがつく場合はロング用のナイトキャップに変えてみることをおすすめします。

 2、洗髪後は髪をしっかり乾かす

 ナイトキャップを効果的に使用するためにも、お風呂から出た後はタオルドライをしてからドライヤーでしっかり髪を乾かしましょう。髪を乾かすとキャップ内が蒸れにくくなるだけでなく、キューティクルも閉じてヘアダメージの軽減にもつながります。
ただし、ドライヤーは長時間使うと頭皮の乾燥を招くので、風を1ヶ所に集中して当てないようご注意ください。ドライヤーは髪から10cm以上離し、小刻みに振って使うのが正解です。最後に冷風で仕上げるとツヤが出てスタイルもキープしやすくなるので、美髪を目指している方は是非お試しください。

3、ヘアケア剤をつける

 

 シャンプー後の頭皮は顔の肌同様、乾燥しやすい状態にあります。頭皮の乾燥が気になる時は頭皮専用の保湿ローションなどを活用して、頭皮に潤いを与えましょう。髪の乾燥には、洗い流さないトリートメントやヘアオイルがおすすめです。タオルドライした髪に塗っておくと、ドライヤーの熱からも髪を保護することができます。
なお、頭皮や髪の保湿をしているにも関わらず、頭の痒みが続くようであれば、シャンプーの仕方に問題があるかもしれません。頭の痒みが気になる時はぬるま湯で洗う、シャンプー後は髪をしっかりすすぐ、洗髪は1日1回にとどめるなどシャンプーの仕方も見直しましょう。

4、ブラシで毛流れを整える

 

ナイトキャップをかぶる時はブラッシングをして、毛流れを整えます。髪をぐちゃぐちゃにしまい込むと変なクセがついて、朝のヘアセット時間が余計に長引きます。ブラッシングは、美髪への近道です。髪のもつれが取れて寝ぐせがつきにくくなるだけでなく、キューティクルが整って髪にツヤも出ます。

5、キャップ内が蒸れたら脱ぐ

 

 いくらナイトキャップにヘアケア効果があるといっても、キャップ内が蒸れている状態でかぶり続けるのは逆効果。ナイトキャップが暑いと感じる時は無理に着用し続けず、途中で脱ぐようにしましょう。

 6、汗をかいたら洗濯をする

 

 ナイトキャップをかぶっていて汗をかいた時は、こまめに洗濯することも大切です。ナイトキャップは髪を洗った後に使うものなので、比較的汚れにくいとはいえ、数日間使い続けていると皮脂汚れが溜まります。汗をかいたままのナイトキャップを使い続けると、雑菌も繁殖して不衛生です。

 

ナイトキャップのかぶり方

 

ナイトキャップをかぶるとクセがつくという方は、かぶり方に問題があるかもしれません。そこで、クセがつきにくいナイトキャップのかぶり方もご説明します。

 ・キャップ型×ショートヘア

ショートヘアの方は、頭の上からナイトキャップをスポッとかぶせるだけです。毛流れに逆らわないよう髪が整った状態をキープしつつ、髪全体をキャップの中に収めましょう。

・キャップ型×ミディアムヘア

①ナイトキャップを軽くかぶり、おろしている髪を半分に分けます。
②分けた髪をそれぞれ反対側の耳にかけるようにして、キャップの中にしまいます。

・キャップ型×ロングヘア

①ナイトキャップを軽くかぶり、片手で髪を1つにまとめます。
②まとめた髪をキャップ内にしまいます。
③残りの髪もキャップに入れ、全体を整えたら完成です。

 ・ロングヘア用(袋状)

①片手で髪を1つに束ね、毛先から髪をナイトキャップに入れていきます。
②おでこ又は髪の生え際にキャップのゴムを合わせてかぶります。
③残りの髪もキャップに入れ、全体を整えたら完成です。

なお、前髪は横に流すようにナイトキャップにしまうと比較的ゴム跡が目立ちません。

 

頭が痒いときはシルクのナイトキャップがおすすめ

 

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化学繊維のナイトキャップを使っていて頭皮の痒みが気になる場合は、シルクのナイトキャップに変えてみることをおすすめします。化学繊維は吸湿性が低く蒸れやすい素材ですが、シルクは吸湿性・放湿性に優れているので、汗をかいても蒸れにくく清潔です。
さらに、シルクは保湿力が高く乾燥しにくい素材でもあり、頭皮や髪に必要な水分まで奪うことはありません。エアコンによる乾燥が気になる方にも、シルクのナイトキャップはおすすめです。さ髪の長さに合わせて様々なサイズを展開していたり、多様な形状を扱っていたり、品揃えが豊富なショップもありますので、快適な睡眠を得るたさめにもこだわりの1枚を選んでみてくださいね。
それでも蒸れや汗が気になる方は、シルクの枕カバーを使うという方法もあります。枕カバーは毛先までケアできない分、ナイトキャップに比べるとヘアケア効果は劣るかもしれませんが、摩擦や寝ぐせを防ぐ効果は十分感じられるでしょう。

 

おわりに

ナイトキャップは寝る前にかぶるだけでヘアケアできる、便利なアイテムです。正しい使い方をしていれば寝ぐせもつきにくくなりますし、パサつく髪にもツヤが出て若々しく見えます。ただし、頭皮が痒いなどのトラブルが絶えない時は無理してナイトキャップを使い続ける必要はありません。違和感を感じた時は使用を中断し、蒸れる心配がないシルクの枕カバーをご利用ください。

 

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