【髪質診断】あなたの髪は撥水毛?吸水毛?タイプ別ヘアケアもご紹介

ベタつきやパサつき、うねりや広がりに悩まされている方は髪質に合ったお手入れが出来ていない可能性があります。理想通りのヘアスタイルを叶えたければ、自分の髪質を知っておくことが大切です。
今回は、髪質診断と理想のヘアスタイルに近づくためのヘアケア方法をお届けします。
目次
撥水毛と吸水毛、あなたの髪質はどっち?
直毛に縮毛、硬毛に軟毛、太毛に細毛と様々な髪質がありますが、ここでは「撥水毛」と「吸水毛」についてご紹介します。
撥水毛とは、水を弾きやすい髪質です。
吸水毛とは、水を吸いやすい髪質です。
適切なケアをするためにも、まずは自分の髪質を知ることから始めましょう。
【撥水毛と吸水毛の見分け方】
濡らした髪を手で触るか、クシでとかして、ハリ感をチェックしてください。
パリッとしている・・・撥水毛
クタッとしている・・・吸収毛
撥水毛・吸収毛とはどんな髪質?
撥水毛とは
撥水毛は髪の毛1本1本が太く、しっかりしていて硬めです。ハリやコシ、弾力があり、切れ毛も少なめです。髪の内部を守っているキューティクルも多いのですが、トリートメントをしたときに栄養分が髪の内部まで入っていきにくいという欠点も。やや重く、ベタつく感じがするのも撥水毛の特徴です。
【撥水毛の特徴】
✓髪を濡らしてもハリがある
✓乾きにくく、ベタつきが残る
✓あちこちに毛先が飛び跳ねる
✓シャンプーが泡立ちにくい
✓アイロンでカールがつきにくい
✓パーマのかかりが悪い
✓頭皮の匂いが気になる
✓切れ毛が少ない
✓白髪が多い
吸水毛とは
吸水毛はやわらかい髪質で、頭頂部がぺたんとしがちです。細い髪で抜けやすく、ハリやコシもありません。髪の表面にあるキューティクルも少なめです。
湿度に左右されやすい吸水毛は、雨の日にスタイリングが崩れやすいという特徴もあります。
カラーやパーマの薬剤も浸透しやすい分、ダメージは大きくなりがちです。
【吸水毛の特徴】
✓髪を乾かすと、パサパサする
✓髪がやわらかく、ハリがない
✓指通りが悪く、絡まりやすい
✓髪を引っ張ると、伸びてすぐ切れる
✓カラーやパーマを繰り返している
✓カラーをしても色が落ちやすい
✓雨の日はスタイリングが崩れやすい
✓湿度の高い日はうねりやすい
健康な髪には撥水性がある!
生まれつき水分を吸収しやすい髪質の人もいますが、水分を吸収しやすい髪質になってしまった人もいます。実は健康な髪には、もともと撥水性があるのです。
撥水毛と吸水毛は脂質で決まる
人間の毛髪は一番外側にキューティクルという層があり、髪の内部から栄養分や水分が流出するのを防いでいます。そして、このキューティクルの表面には脂質層が存在します。脂質層は髪の美しさや手触りの良さに重要な役割を果たしていますが、ダメージによって脂質が失われると撥水毛から吸水毛に変わってしまうのです。
ダメージの主な原因
キューティクルにダメージを与える主な原因はパーマやヘアカラー、アイロンの熱、紫外線など。
脂質は1回のパーマで約半分、カラーリングでは約80%も失われてしまうと言われています。
紫外線は脂質を破壊するだけでなく、キューティクル層間の結びつきまで弱くします。紫外線を浴びるとキューティクルが浮き上がって剥がれやすくなり、髪の中にあるタンパク質が破壊されます。水分保持力も低下して柔軟性が失われ、パサつきや切れ毛・枝毛など、様々なトラブルの原因になります。
髪質に合わせたケアを
失われた脂質は二度と再生しないため、トリートメントなどで油分を補わなければなりません。
しかし、油分の補い過ぎやヘアケアの組合わせが悪いと油分が蓄積して過度な撥水毛になることがあります。頭皮から出る皮脂の量など、撥水性には個人差があるので、自分に合ったケアをすることが大切です。
撥水毛向け!ヘアケアのコツ
べたつきやパサつき、うねりや広がりなど、髪の悩みがある方は髪質に合ったケアを取り入れることが理想のヘアスタイルへの近道です。まずは、ベタつきがちな撥水毛さんにおすすめのヘアケアからご紹介します。
予洗いをする
髪に多くの脂が残っていると、水と馴染まず、シャンプーが泡立ちません。汚れ落ちも悪くなるので、シャンプー前にしっかり予洗いをして泡立ちを良くしましょう。
油をつけ過ぎない
もともと髪に油分がある撥水毛さんは、オイル成分を含むシャンプーを使うと髪がペタンと仕上がります。オイル成分が頭皮に残留すると毛穴詰まりの原因にもなるので、頭皮がベタつきがちな撥水毛の方にはノンオイルシャンプーがおすすめです。多すぎるスタイリング剤もベタつきや嫌なニオイの原因になるので、油分の補い過ぎにはご注意ください。
トリートメントは毛先に
キューティクルが整っている撥水毛はダメージを受けにくい印象があるかもしれませんが、一方で栄養や水分を補いにくいという弱点もあります。髪の芯まで栄養を届けるためには、内部補修型のトリートメントがおすすめです。トリートメントを使用するときは髪の根元や中間にはつけず、毛先中心に馴染ませるのがポイントです。
髪の根元を起こすように乾かす
毛量が多い撥水毛さんは広がりを防ぐために、髪を抑えるように乾かしていませんか?
髪を乾かす時は、下から上にドライヤーの風をあてるのが基本です。髪の根元を起こすように乾かすと、エアリーな軽さが生まれます。
吸水毛さん向け!ヘアケアのコツ
吸水毛は髪表面の油分が少なく、ダメージを受けやすい髪質です。吸水タイプの方は髪表面の油分を補うと同時に、ダメージを加速させる熱や摩擦から髪を守りましょう。
ぬるま湯で髪を洗う
髪を洗う時は、38℃前後のお湯がおすすめです。40℃を越える熱いお湯は、髪や頭皮のダメージの原因になりかねません。かといって、お湯の温度がぬる過ぎると汚れが十分に落としきれないことも。シャンプーの時は髪や頭皮にダメージを与えず、必要な皮脂は残して汚れを落とせる温度が適しています。
アウトバストリートメントをつける
吸水毛さんは髪の内側に栄養を入れつつ、外側からもコーティングできるようなアイテムでケアする必要があります。髪をドライヤーで乾かす際は、洗い流さないトリートメントやオイルをつけて熱や乾燥によるダメージから髪を守りましょう。トリートメントはダメージを受けやすい毛先を中心に、髪の中間へと広げるように塗っていきます。
タオルドライで水分オフ
髪が濡れているとダメージを受けやすいので、入浴後はすぐに髪を乾かしましょう。ドライヤー前のタオルドライで水分を拭き取っておくと、髪に熱をあてる時間を短縮できます。タオルで髪を拭くときは髪同士をゴシゴシ擦り合わせるのではなく、タオルで優しく包み込むようにして水分を吸い取ってください。
髪をしっかり乾かす
吸収毛さんはキューティクルの層が薄く、水分が髪内部に浸透しやすいので、しっかり乾かさないと髪が水分を吸って広がりやすくなります。特に耳の裏や襟足は乾きにくいので、最初に乾かすのがポイントです。
ヘアケアアイテムの使用
髪を保護するアイテムも積極的に取り入れて、ヘアダメージを減らしましょう。シルクのナイトキャップは被って寝るだけで、就寝中の寝返りによる摩擦から髪を守ります。
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毎晩、ナイトキャップを被って寝るのが面倒な方にはシルクの枕カバーもおすすめ。
シルクは保湿性にも優れた素材で、乾燥も防いでくれます。
おわりに
撥水毛の方も吸水毛の方も髪質に合ったケアをしていれば、理想のヘアスタイルが実現するはずです。
いくらケアしても髪の悩みが解消されない時はケアの仕方が間違っている可能性があるので、今回ご紹介した方法も参考にお手入れの仕方を変えてみてくださいね。
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