見た目年齢は髪が命!?パサパサになる原因とツヤを取り戻す方法


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ヘアケア
見た目年齢は髪が命!?パサパサになる原因とツヤを取り戻す方法

 

自分ではまだまだ若いつもりなのに、甥っ子や姪っ子に「おばさん」と呼ばれて傷ついた・・なんて経験ありませんか!?

見た目年齢が実年齢より老けて見えるのは、髪のせいかもしれません。特にパサパサした髪は老け見えのもと。髪の若返りを目指して、今日からツヤを復活させるためのヘアケアを始めませんか。

 

目次

 

 

パサパサの髪とはどんな状態?

 

髪がパサパサするというのは、キューティクルが傷ついた状態です。髪の表面にあるキューティクルは通常、うろこ状に重なり合って成分が流出するのを防いでいます。

ところが、ダメージを受けた髪はキューティクルが開きっぱなしになり、内部から成分が流出してスカスカになります。
必要な成分が失われた髪はパサパサして、広がりやうねり、髪の絡まり、枝毛・切れ毛といった悩みにつながることも。ツヤやハリが失われたトラブルだらけの髪は”おばさん”っぽく見えてしまい、見た目年齢の上昇にもつながります。

 

 

髪がパサパサになる原因

髪はなぜ、パサパサになるのでしょうか。美しいツヤを取り戻すためにも、パサつきの原因を知っておきましょう。

 

髪内部の水分不足

まず最初に考えられるパサつきの原因は、髪内部の水分不足です。髪は内部に潤いを閉じ込めることでツヤやしなやかさを保っていますが、潤いが失われると乾燥してパサついた髪になります。

特にエアコンの風に長時間当たり続けた髪は乾燥しやすく、パサパサになってしまいます。

 

 

 

摩擦によるダメージ

摩擦によるダメージも髪をパサつかせる原因のひとつ。髪同士が擦れ合ったり、寝ている時に寝具と擦れ合うことで、キューティクルが剥がれて髪から水分が抜け、パサつきやすくなります。
しかも、髪が濡れている時はキューティクルが開いているので、乾いている時よりもデリケートな状態。髪同士をゴシゴシ擦って洗ったり、タオルでゴシゴシ拭いたりすると、キューティクルがボロボロに剥がれてしまいます。

 

合わないヘアケア製品の使用

髪質や頭皮に合わないシャンプーやコンディショナーを使っている人も、髪がパサつきやすくなります。例えば、洗浄力の強いシャンプーは髪や頭皮に必要な油分まで奪ってしまうので、頭皮環境が悪化すると健康な髪が生えにくくなることも。

髪や頭皮が乾燥している時は、マイルドな洗浄力のシャンプーや保湿成分配合のシャンプーに変えても良いでしょう。

 

ドライヤーやヘアアイロンの熱

 

髪の主成分であるタンパク質は、熱を当て続けるとゆで卵のように固まってしまいます。

これは熱変性という現象で、長時間のドライヤーや高温のヘアアイロンによる熱にさらされると、髪はごわついてパサパサしてしまうのです。
熱変性が始まるのは乾いた髪で150℃、濡れた髪で60℃から。パサつきを防ぐためにも、ドライヤーやヘアアイロンは正しい使用方法に従うことが大切です。

 

自然乾燥

ドライヤーの熱で髪がパサつくなら、自然乾燥をすれば良いのでは?そう思うかもしれませんが、自然乾燥はもっとおすすめできません。

なぜなら、髪には濡れるとキューティクルが開くという性質があり、乾かさずに放置していると髪内部から水分がどんどん蒸発してしまうからです。キューティクルも剥がれやすくなって髪がパサつき、ゴワゴワした手触りになります。

 

ヘアカラーやパーマの繰り返し

繰り返しのカラーやパーマも、髪のパサつきの一因です。カラーやパーマをする時は薬剤で無理矢理キューティクルを開くので、髪に大きな負担がかかります。キューティクルに傷もつきやすく、カラーやパーマを繰り返すうちに髪がパサついてきます。

 

紫外線の影響

 

人体のなかで最も高い位置にある頭は、紫外線の影響を受けやすい場所です。紫外線は髪内部のタンパク質の結合を壊して、髪にダメージを与えます。髪表面にあるキューティクルも傷めて、髪からツヤを奪います。

 

ホルモンバランスの変化

妊娠・出産、加齢に伴うホルモンバランスの変化も髪をパサパサにする原因です。妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えて髪の量が一時的に増えますが、出産後は女性ホルモンが急激に減少。髪が一気に抜けたり、乾燥してパサパサになったりします。
女性ホルモンのなかでも、髪の成長に関わるエストロゲンというホルモンは更年期に入ると急減するので、女性にとっては年齢を重ねること自体、髪のハリやコシ、ツヤが失われる要因に。

 

 

髪にツヤを取り戻す方法

 

髪がパサパサしているというだけで、見た目年齢が上がるのはショックですよね。いつものヘアケアルーティンを見直して、おばさんっぽく見えるパサパサ髪とおさらばしましょう。

 

正しいヘアケアをする

髪がパサパサしている時は、正しいヘアケアが欠かせません。まずは、髪の洗い方と乾かし方のおさらいです。

 

【正しい髪の洗い方】

 

①シャンプー前にブラッシングをする
②髪の内側まで予洗いする
③十分に泡立てたシャンプーで頭皮を揉み洗いする
④泡が残らないよう、シャワーで丁寧に洗い流す

 

【正しい髪の乾かし方】

①頭皮や髪の根元の水分をバスタオルで吸い取る
②髪の中間から毛先にかけてはタオルで軽く叩きながら水分を拭き取る
③熱ダメージや乾燥から髪を守るためのアウトバストリートメントをつける
④乾きにくい髪の根元からドライヤーを当てる
※ドライヤーは髪から10センチ以上離す
※一箇所に熱を当て続けないよう、振りながらドライヤーをかける
⑤冷風を当てて整える

 

保湿をする

髪のパサつきには、髪内部に浸透して補修するトリートメントの使用も効果的です。ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸、グリセリンなどパサつき防止に役立つ成分が配合されたトリートメントを使用して、ダメージから髪を守りましょう。

また、頭皮が乾燥していると健康な髪が生えにくくなるので、頭皮が乾燥しがちな方は頭皮用美容液も併用することをおすすめします。

 

シルクで摩擦と乾燥から髪を守る

 

シルクのナイトキャップや枕カバーは、髪のツヤを守りたい時に役立つアイテムです。

生地の表面がすべすべしているシルクは、就寝中の寝返りによる摩擦ダメージを軽減。保湿効果もある生地なので、乾燥から肌を守りたい時にも頼りになります。

 

傷んだ毛先をカットする

髪は一度傷んでしまうと、元には戻りません。傷んだ髪をいくらケアしても完全には復活しないので、ダメージが大きい毛先は思い切ってカットし、新しく生えてきた髪のケアに集中するのも一つの方法です。

 

 

見た目年齢は髪のツヤで決まる!

誰しも老化は止められませんが、手入れをしている人としていない人とでは見た目年齢に差がつきます。おばさんなんて言われないためにも、毎日のヘアケアを見直してツヤのある美髪を手に入れましょう。

 

 

 

 

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