キューティクルとは?意味や役割、保護してくれるアイテムをご紹介

キューティクルとは?意味や役割、保護してくれるアイテムをご紹介

 

髪がパサつく…。うねりが目立つ…。枝毛や切れ毛が多い…。そんなよくある髪のトラブルは、キューティクルの損傷が原因かもしれません。

ここでは、キューティクルの意味や役割、ケアの仕方、ヘアケアアイテムなどをご紹介します。キューティクルについて理解を深め、ツヤのある美髪を手に入れましょう!

 

目次

 キューティクルの意味とは

 

キューティクルとは、髪の表面にあるウロコ状の組織です。髪はキューティクル、コルテックス、メデュラの3層から成り立っており、一番外側にあるキューティクルは約0.5~1.0μm(1μmは1mmの1000分の1)の非常に薄い膜をしています。成分は角質化したタンパク質で、4~10枚ほどが重なり合って髪の表面を覆っています。

キューティクルの枚数が多いほど髪は硬く、外部からの刺激にも強くなりますが、水に濡れると柔らかくなるという性質も持ち合わせており、実はとてもデリケート。ちょっとこすれるだけで剥がれたり欠けたりして、毛先にいくほどキューティクルの枚数が少なくなります。

 

 

キューティクルの役割とは

キューティクルには、主に2つの役割があります。一つは髪の内側にあるコルテックスやメデュラを外部刺激から守ること。そして、もう一つは水分やタンパク質が髪の中から失われるのを防ぐこと。

キューティクルの下にあるコルテックスは、髪の毛の8~9割を占める繊維状のタンパク質です。このコルテックスには美髪に欠かせない水分や栄養分が含まれており、外側にあるキューティクルが流出を防ぐことで、ツヤとコシのある美しい髪が保たれているのです。

 

 

キューティクルが損傷すると?

 健康な髪はキューティクルが閉じていますが、ダメージを受けた髪はキューティクルが開いた状態です。キューティクルが開くと髪表面のなめらかさが失われ、指通りが悪くなります。ダメージも目立ってきて、美しいツヤもなくなります。

髪内部の水分やタンパク質が流出して内部がスカスカになった髪は、乾燥してパサつきや広がりも気になるように。少しの摩擦や引っ張る力にも耐えきれなくなって、髪が裂けてきます。これが、枝毛や切れ毛の発生原因です。

一度傷んでしまった髪は、残念ながら元には戻りません。健康でツヤのある髪をキープするためにも、普段からダメージを受けないようにすることが大切です。

 

 

キューティクルが剥がれる原因

 

健やかで美しい髪を保つために欠かせないキューティクルですが、思わぬものがダメージに繋がります。

 

・摩擦

シャンプーやタオルドライの時に、髪を強い力でゴシゴシ擦っていませんか?髪は濡れている時に開く性質があり、濡れている状態で強い摩擦を受けるとキューティクルが剥がれてしまいます。

 

・パーマやカラー

パーマやカラーを頻繁に行う方も、注意が必要です。パーマやカラーはキューティクルを開いて薬剤を浸透させるため、短期間に施術を繰り返すと髪への負担が大きくなります。

 

・ドライヤーやヘアアイロン

ドライヤーを長時間あてたり、ヘアアイロンを高温で使ったりすると、熱によるダメージでキューティクルが剥がれてしまいます。

 

・紫外線

紫外線もキューティクルを傷める一因です。長時間、屋外で過ごす時は日傘や帽子、日焼け止めスプレーで髪を保護しましょう。

 

 

キューティクルを守るヘアケア

 

艶やかでコシのある髪を維持するには、ヘアケアが欠かせません。そこで、キューティクルを守るためのヘアケアをご紹介します。

 

・正しい髪の洗い方を身につける

濡れている髪はダメージを受けやすいので、できる限り髪への摩擦を減らすことが大切です。髪を洗う時はシャンプー前にブラッシングをして、汚れを落としておきましょう。毛先からブラッシングをして、優しく髪の絡まりをほぐしています。

髪がほぐれたら、ぬるめのお湯で予洗いをします。髪を十分すすいだ後、シャンプーをしっかり泡立ててから地肌を揉み込むように洗います。最後にすすぎ残しがないよう、シャンプーをしっかり落としましょう。

 

・トリートメントで髪を保湿する

シャンプー後の髪は洗顔後の顔と同じで、乾燥しやすい状態です。洗い流すタイプのインバストリートメントを使って、髪を乾燥から守りましょう。インバストリートメントは濡れた髪に馴染ませ、時間を置いてから流します。トリートメントの成分が髪の内部にまで浸透して、ダメージをケアします。

ちなみに、洗い流さないアウトバストリートメントには髪をドライヤーの熱から守ってくれるタイプがあります。役割が異なるトリートメントをうまく併用して、髪へのダメージを減らしましょう。

 

・短時間で髪を乾かす

シャンプー後は自然乾燥を避け、ドライヤーで素早く髪を乾かします。ドライヤーで髪を乾かすとキューティクルを閉じることができますが、長時間の使用は禁止です。ドライヤーで乾かす前にタオルで髪の水分を拭き取った後、温風で髪の根元から乾かしていきます。

髪が全体的に乾いてきたら、髪を下方に引っ張りながらドライヤーをあててクセやうねりを伸ばします。最後に温風から冷風に切り替えると、キューティクルも引き締まって美しいツヤ髪が完成します。

 

 

キューティクルを保護するアイテム

 

最後に、キューティクルを保護するヘアケアアイテムのご紹介です。

髪をヘアゴムで結んでいる方は結び目が傷みやすいので、髪に優しいシルクのヘアゴムの使用をおすすめします。シルクは、パサつきの原因となる摩擦が起きにくい素材です。生地の表面もなめらかで髪に引っかかりにくいため、枝毛や切れ毛になりにくいというメリットもあります。保湿効果もあり、髪を乾燥から守ることも可能です。

 

なお、寝ている間のヘアケアにはシルクの枕カバーがおすすめです。摩擦が起きにくいシルクは髪だけでなく肌にも優しい素材だから、髪にも肌にも触れる枕カバーはヘアケアとスキンケアが同時に叶います。吸湿性・放湿性にも優れていて、夏でも蒸れにくいというメリットがあります。一方で、保湿効果にも優れており、冬場の乾燥対策にもぴったり。いつもの枕カバーをシルクに変えて寝るだけで、面倒な手間もありません。ヘアケアに時間をかけられない忙しい方でも、気軽にお試しいただけます。

 

「COCOSILK シルク ヘアゴム」はこちら

「COCOSILK シルク リボンゴム」はこちら

「COCOSILK シルク 枕カバー」はこちら

 

キューティクルをケアして美しいツヤ髪を手に入れよう!

キューティクルは普段から様々なダメージに晒されているので、ケアを怠っているとツヤのないトラブルだらけの髪になってしまいます。正しいお手入れと髪に優しいシルク製品でキューティクルをケアして、潤いに満ちたツヤ髪を目指しましょう。

 

 

ブログに戻る