美しいツヤに、しなやかな指通り。美髪は女性にとっての憧れですが、ケアしているのに髪のパサつきやうねりに悩まされていませんか。なかなか髪の悩みが解決しないようであれば、頭皮ケアが足りていない可能性があります。
今回は美髪を目指す女性に向けて、美髪に頭皮ケアが必要な理由と美髪を育む頭皮ケアをご紹介します。髪の悩みを解決したい方は、最後までお見逃しなく。

美髪に頭皮ケアが必要な理由 

 美髪を手に入れるならヘアケアが欠かせませんが、ヘアケアをしていても一向に美髪に近づかないようであれば、頭皮ケアを見直した方が良いでしょう。頭皮ケアというのは、頭皮の状態を良くするためのお手入れのこと。
頭皮の状態が悪ければ、美しい髪は生えてきません。たとえば、頭皮が畑、髪が野菜だとします。元気な野菜を育てるには、豊かな土壌が必要ですよね。頭も同じで、美しい髪を育てるには健康な頭皮が不可欠です。
近頃は髪のパサつきやうねりだけでなく、薄毛や抜け毛に悩まされる女性も増えてきました。頭皮環境の悪化は髪にも影響を与えてしまうので、どんなにヘアケアしていても髪の悩みが改善されないようであれば、髪とともに頭皮もケアすることが大切です。

 頭皮環境を悪化させる原因

美髪を手に入れるためにも、まずは頭皮環境を悪化させている原因を突き止めましょう。頭皮環境を悪化させている原因は主に、「汗や皮脂」「紫外線」「血行不良」「間違ったケア」の4つです。それぞれ、髪や頭皮にどのような影響を与えるのか見ていきたいと思います。　 

・汗や皮脂 

 頭皮は汗と皮脂の分泌量が多く、皮脂や汚れ、古い角質が毛穴に溜まりやすい場所です。頭皮の表面には皮脂や汚れが付着しているので、汗をかくと流されていきます。汗は蒸発してしまいますが、汗によって運ばれた皮脂や汚れが毛穴に詰まると様々なトラブルを引き起こします。
その一つが、髪のうねりです。皮脂や汚れが詰まっていない毛穴からはまっすぐな髪が生えてきますが、皮脂に汚れが詰まっていると毛穴が歪んで、うねった髪が生えてきます。皮脂や汚れが毛穴に溜まると毛も細くなり、髪からハリやコシが失われます。
毛穴が完全に塞がれてしまったら、髪の毛は生えてこれなくなってしまいますよね。皮脂が酸化した時に発生する過酸化脂質は抜け毛の一因になりますし、皮脂が頭皮に広がって髪に移るとベタつきや嫌なニオイの原因にもなります。

・紫外線 

 紫外線はお肌にとって大敵ですが、頭皮や髪にとっても恐ろしい存在です。頭皮は髪に覆われているため、紫外線のダメージは少ないだろうと思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。紫外線が頭皮の奥まで入り込んでくると髪の成長を促す細胞が傷つけられ、抜け毛や薄毛の原因になります。
特に春から夏にかけては、紫外線が強まる時期です。頭皮は強い紫外線を浴びると水分が失われ、乾燥してしまいます。乾燥した頭皮は決して良い頭皮環境とは言えませんので、健康な髪も生えてきません。
さらに、紫外線は頭皮だけでなく、髪にもダメージを与えます。髪は強い紫外線を浴びるとキューティクルが剥がれて、髪の内部の水分や栄養が流出します。髪から潤いが失われると、パサつきも目立ってくるでしょう。

・血行不良

血行不良もまた、頭皮の状態を悪化させる原因のひとつです。頭皮の血行が悪くなると髪の成長に必要な栄養が行き渡らなくなり、栄養が不足した状態が続けば髪の成長は止まってしまいます。その結果、成長過程にある髪は抜け落ちてしまいます。
そもそも、なぜ頭皮の血行不良は起きるのでしょうか。考えられる原因は色々ありますが、
女性に起こりがちな冷えは血行にも大きな影響を与えていました。頭には毛細血管が張り巡らされているので、エアコンによって頭が冷やされると血管が収縮して、血行不良を起こします。
しかも、エアコンの風は血行不良だけでなく乾燥も招くので注意が必要です。頭皮が乾燥するとフケが出やすくなり、髪が傷んでいると髪の内部の水分が流出してパサパサになります。ただし、血行不良は激しいダイエットや偏った食事、睡眠不足や運動不足などの生活習慣をはじめ、ストレスに加齢、紫外線なども影響を与えると考えられているので、思い当たることがある方はご注意ください。

・間違ったケア

髪や頭皮のケアの仕方が間違っている方も、かえって頭皮や髪に悪影響を与えている可能性があります。頭皮ケアをしている方の中には、頭皮の汚れをしっかり落とすために、洗浄力の強いシャンプーを使用している方もいることでしょう。ところが、洗浄力の強いシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうので、頭皮が乾燥しやすくなります。
皮脂は多すぎても少なすぎてもトラブルのもとになるで、頭皮の健康を維持するためには必要な皮脂を残しつつ、余分な皮脂を落とせる適度な洗浄力のシャンプーを選ぶことが大切です。シャンプーの温度も高過ぎるとお肌に必要な皮脂と潤い成分が流されてしまうので、頭皮を乾燥させないためにも40度以上のお湯での洗浄はお控えください。
また、シャンプー後の濡れている髪は、キューティクルが開いていて傷つきやすい状態です。そのまま寝てしまうと枕との摩擦で、髪は大きなダメージを負ってしまいます。頭皮にも雑菌が繁殖しまうので、シャンプー後の濡れた髪の放置はＮＧです。

美髪を目指すなら、頭皮と髪のダブルケア！

ツヤと潤いがある、ダメージの少ない美髪を手に入れるなら、頭皮も髪もケアする必要があります。髪は死んだ細胞からできているので、修復機能が備わっていません。一度傷んでしまうと元には戻らないから、髪には極力ダメージを与えないことが大切です。
すでにダメージを受けてしまった髪には、ヘアケアでダメージの補修をしてあげましょう。髪そのものへのアプローチももちろん大事ですが、これから生えてくる髪のケアを怠るといつまで経っても美髪が手に入りません。新たに生えてくる髪のためにも、頭皮の健康を保つ頭皮ケアも忘れないでください。

美髪のための頭皮ケア&ヘアケアにはシルクのナイトキャップがおすすめ

頭皮も髪も一度にケアできるアイテムをお探しの方には、シルクのナイトキャップがおすすめです。ここでは、シルクのナイトキャップが頭皮と髪のケアに最適な理由をご紹介します。

・頭皮と髪の乾燥を防ぐ

ナイトキャップは髪全体を覆えるので、キャップ内の湿度を一定に保つことができます。しかも、シルクは保湿性に優れているため、頭皮や髪の潤い成分を閉じ込めて逃しません。特に寝ている間の頭皮と髪を乾燥から守りたい方、朝起きた時に髪のパサつきや広がりを感じる方にはシルクのナイトキャップがおすすめです。

・頭皮の汗を吸湿・放湿する

シルクは吸湿性・放湿性に優れた素材で、夏場も蒸れずに快適です。汗をかいても素早く吸収してキャップの外に逃がしてくれますが、必要以上に水分を奪うこともないので、乾燥の心配もいりません。
夏は寝汗をかくと髪が顔や首にまとわりついて、不快に感じることもあるでしょう。そんな時もナイトキャップを被っていると、髪がまとわりつくのを防いでくれます。
ただし、いくらナイトキャップが水分を吸収してくれるとはいえ、髪が濡れたまま被って寝るのは厳禁です。髪が濡れたまま寝るとキューティクルが開いた状態なので、ダメージの原因になりますし、ナイトキャップの中が蒸れて頭皮の雑菌も増えやすくなります。ナイトキャップを被るときは、必ず髪を乾かしてからご利用ください。

・摩擦によるダメージから髪を守る

寝ている間の髪は頭と寝具に挟まれているので、寝がえりを打つたびに髪と寝具が擦れ、髪は大きなダメージを受けてしまいます。そんな摩擦から髪を守ってくれるのも、ナイトキャップです。
寝ている時にナイトキャップを被ると摩擦による髪へのダメージを最小限に抑えることができますし、髪の絡まりも起こりにくくなります。寝ぐせもつきにくいので、朝のスタイリングにかかる時間も短くなります。

・冷えから頭を守る

ナイトキャップは暖房器具が普及する前に、防寒用具として使用されていました。したがって、寒い夜はもちろん、夏はエアコンの効いた室内で頭部の冷えを防ぐ目的でナイトキャップを使用することも可能です。頭の冷えは血行不良の一因にもなりますが、ナイトキャップを被れば頭部を冷えから守ってくれます。
しかも、シルクは繊維の中に空気を溜め込むことができる構造になっていて、外気温に左右されにくいという性質があります。季節に合わせて快適な状態が維持されるので、1年中使い続けることができる便利なアイテムです。

美髪を手に入れるなら頭皮ケアもヘアケアも不可欠！

美髪を得るには、傷んでしまった髪のケアはもちろんのこと、これから生えてくる髪のためには頭皮ケアも大切です。パサつきやうねり、抜け毛や薄毛などのお悩みがある方は髪がこれ以上ダメージを受けないようにし、頭皮も健康な状態を維持しましょう。
ココシルクでは、頭皮も髪も同時にケアできるナイトキャップを販売しています。種類も豊富で、髪の長さや使いやすさにこだわって最適な一枚をお選びいただけます。シルク100%の高品質なナイトキャップをリーズナブルにお届けしておりますので、洗い替えとともに購入しておくとお洗濯の際にも困りません。ツヤのある美髪と健やかな頭皮を保つためにも是非、シルクのナイトキャップの活用をご検討ください。