メンズナイトキャップの効果と選び方&使い方!男性に多い髪の悩みとは?

メンズナイトキャップの効果と選び方&使い方!男性に多い髪の悩みとは?

ナイトキャップは、女性が使うもの。そう思っている男性は多いかもしれませんが、実は薄毛・抜け毛・べたつき・ニオイなど、髪や頭皮に悩みを抱えている男性が使っても損のないアイテムです。

そこで今回は男性によくある髪の悩みを紹介するとともに、ナイトキャップの効果や失敗しないナイトキャップの選び方、正しい使い方などを一挙に公開いたします。髪の悩みを抱えているものの、なかなか自分に合うヘアケアが見つからない方は必見です。

 

目次

 

 男性に多い髪の悩み6選

 

 髪の悩みは十人十色ですが、どんな悩みであれ本人にとっては深刻のはず。悩みを抱えていると自分に自信が持てませんし、色々な髪型を楽しむこともできません。まずは自分の悩みについて理解を深めたうえで、適切なケアを始めませんか。

 

 ・薄毛

 日本人男性の3人に1人が気にしているという薄毛。髪が薄くなる部位は前頭部・頭頂部・後頭部と様々ですが、髪が薄くなると髪のハリやコシが失われてボリュームもなくなってしまいます。髪質も変わってペタッとするので、ヘアセットもしづらくなります。
おでこの生え際が後退してきたり、地肌が透けて見えたりするようであれば薄毛の進行が疑われますが、薄毛のサインはそれだけではありません。頭皮が硬い場合は血行不良、頭皮が痒い場合は頭皮環境の悪化が考えられるので、放置しておくと薄毛が進行する可能性があります。
薄毛の主な原因には遺伝、頭皮の血行不良、過剰な皮脂分泌、生活習慣の乱れ、ストレス、睡眠不足などが考えられますが、複数の要因が影響を及ぼし合っている場合も少なくないようです。

 

 ・抜け毛

 「朝、起きたら枕に髪がたくさんつく…。」「シャンプーやブラッシングで髪が大量に抜け落ちる…。」など、抜け毛に悩まされている男性もたくさんいます。もともと髪には生え変わりのサイクルがあって毎日50~100本程度の髪が抜けているので、この範囲の抜け毛であれば心配いりません。ただし、急に抜け毛の量が増えた、抜け毛の多い状態が長く続いているという場合は注意が必要です。
抜け毛の原因も遺伝、頭皮の血行不良、過剰な皮脂分泌、生活習慣の乱れ、ストレス、睡眠不足などが考えられますが、薄毛も抜け毛も放置しておくと進行する恐れがあるので、思い当たる節がある方は早めに対処した方が良いでしょう。

 

 ・ベタつきやニオイ

 髪のベタつきも多くの男性が感じている悩みのひとつです。べたつきの正体は皮脂の過剰分泌ですが、1日に何回もシャンプーをしたり、洗浄力の強いシャンプーを使ったりしている方も要注意です。無理に皮脂を落とそうとした結果、かえって皮脂が多く分泌されることがあります。せっかく髪を洗ってもベタついているとシャンプーをしていないように見えますし、清潔感も損なわれます。
さらに、男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多く、ベタつきに加えて頭のニオイにも悩まされがち。シャンプーが頭皮に残っていると雑菌が繁殖してニオイも出やすくなるので、ベタつきやニオイに悩まされている方はシャンプーの仕方を見直す必要があるかもしれません。油っぽいものをよく食べている方は、野菜や穀物を多く摂るなど食生活の改善も必要です。

 

 ・乾燥

 髪の乾燥も軽視できないトラブルのひとつです。髪が乾燥するとパサパサしてヘアスタイルが決まりにくくなりますし、実年齢より老けて見えるようになります。男性の場合、髪のパサつきは薄毛や抜け毛の前兆という可能性もあるので、早めのお手入れが不可欠です。
なお、髪の乾燥はキューティクルの損傷が原因で起きている可能性があります。キューティクルとは、毛髪内部にある栄養分や水分の流出を防いでいる髪の表面にある組織です。髪が健康であれば、このキューティクルは閉じていますが、髪が傷むとキューティクルは剥がれて毛髪内部にある栄養分や水分が流出してしまいます。
キューティクルにダメージを与えないためにも、シャンプー時に髪をゴシゴシ擦る、髪を乾かさずに寝るという行為はNGです。ドライヤーの長時間使用も髪を乾燥させる一因ですので、シャンプーやドライヤーは正しく行うことが大切です。

 

 ・クセ毛

 「雨の日や湿気が多い日はスタイルが決まらない。」「うねりが酷く、セットしてもすぐに崩れてしまう。」「髪が広がって頭が大きく見える。」など、クセ毛に関する悩みをもつ男性も多いようです。特に雨の日や梅雨どきは、クセが酷くなりませんか?髪が傷んでいると髪を守っているキューティクルが剥がれて毛髪内に湿気が入り込んでしまうので、髪が膨張して広がったり、うねったりしてクセが酷くなる傾向にあります。
クセがあまりにも気になる場合は縮毛矯正やストレートパーマをかけるという方法もありますが、髪への負担は小さくありません。ヘアアイロンやコテで髪をセットするにしても、温度が高過ぎると傷みの原因に。クセが気になる方はダメージを最小限に抑えつつ、広がりやうねりを抑える必要があります。

 

 ・フケ

 スーツの肩に白いフケが目立つ男性もいますが、フケがパラパラ落ちていると好印象を与えません。フケには種類があり、パラパラと細かいフケを「乾性フケ」、ベタベタした大きな塊のフケを「脂性フケ」と言います。乾性フケの主な原因は、頭皮の乾燥です。乾性フケは空気が乾燥する冬場に多く発生しますが、紫外線を長時間浴びて乾燥した頭皮から発生する場合もあります。
一方、脂性フケの原因は皮脂分泌が多いオイリー肌の人に多く見られるフケです。脂性フケは粘り気があって毛穴にも詰まりやすいため、抜け毛の原因になります。なお、乾性フケが気になる時は頭皮を乾燥から守るヘアケアを取り入れる、脂性フケが気になる時は油っこい食事を避けるなど、フケの種類に応じたアプローチが必要です。

 

 男性の髪悩みにもおすすめのナイトキャップとは

 

 髪や頭皮のトラブルを抱えたまま、適切なケアをしないでいると髪へのダメージが蓄積されていくだけです。「毎日のケアは面倒だけど、これ以上トラブルを抱えたくない。」そんな方にこそ、ナイトキャップをおすすめします。
ナイトキャップとは、就寝中に被る帽子のことです。発祥は中世ヨーロッパ。まだ暖房がなかった時代に、防寒目的やシラミ予防として用いられていました。もともと日本ではあまり馴染みのないアイテムでしたが、現在では便利なヘアケアグッズとして注目を集めています。
ナイトキャップは、
・寝具との摩擦によるヘアダメージを軽減したい
・髪がパサついてる
・クセやうねりが酷い
・頭皮環境を健やかに保ちたい
・頭皮が蒸れて臭う
という男性はもちろん、睡眠の質を上げたい方にもおすすめです。

 

 メンズナイトキャップに期待できる効果

 ナイトキャップは女性に人気の商品ではありますが、実は髪や頭皮の悩みを抱えている男性にも最適なヘアケアです。そこで、ここからはナイトキャップが髪や頭皮に良い理由を説明してまいります。

 

 ・髪と寝具との摩擦を防ぐ

 ナイトキャップの主な効果といえば、就寝中の摩擦ダメージの軽減です。ナイトキャップをかぶるとキャップ内の髪が固定されて髪の動きが抑えられるので、摩擦による髪へのダメージを減らせます。
人は一晩のうちに20回ほど寝返りを打つと言われていますが、寝返りを打つたびに髪と寝具が擦れ、髪はダメージを受けてしまいます。摩擦によるダメージは枝毛や切れ毛、抜け毛の原因にもなるので、ダメージを減らしたい方は寝ている間の摩擦対策が欠かせません。

 

 ・髪や頭皮を乾燥から守る

 ナイトキャップには、髪や頭皮を乾燥から守る効果もあります。ナイトキャップをかぶるとキャップ内の湿度が保たれて、髪の水分が保持されます。しかも、シルクのように保湿効果のある素材を使ったナイトキャップを選ぶと静電気も起こりにくく、翌朝の髪にツヤが出ます。
特に、空気が乾燥する季節やエアコンをつけっぱなしの室内では髪が乾燥しがちです。髪が乾燥するとパサつきや広がりが目立ち、枝毛や切れ毛、抜け毛、痒みの原因にもなるので、乾燥対策は必須です。

 

 ・寝ぐせをつきにくくする

 ナイトキャップはクセや広がり、酷いうねりが気になる男性にもおすすめです。ナイトキャップをかぶって寝ると髪が固定されて寝ぐせがつきにくくなりますし、翌朝のスタイリング時間の短縮にもつながります。ヘアアイロンやドライヤーを長時間使用しなくても済むようになると、熱によるダメージも減らせます。

 

 ・頭皮を冷えから守る

 もともと防寒目的で使用されていたナイトキャップは、頭部を冷えから守る目的で使用することも可能です。頭皮には細かい毛細血管がびっしりと張り巡らされているので、頭皮が冷えると毛細血管が収縮して血行不良を起こします。血行が悪くなると髪を作るのに必要な栄養が毛根に運ばれなくなり、ハリやコシのある健康な髪も生えてこなくなります。

 

 ・睡眠の質が向上する

 睡眠中は成長ホルモンが多く分泌されるので、髪と頭皮の健康維持には質の良い睡眠も不可欠です。睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌が抑制され、髪も弱って薄毛や抜け毛の原因になります。
特に季節の変わり目は寝具の湿度調整が上手くいかず、寝苦しさを感じやすい時期です。寝ている間にたくさん汗をかいてベタベタすると不快感で安眠できませんが、通気性の良い素材のナイトキャップを使うと寝汗を吸湿してくれるので、一晩中快適さが保たれます。睡眠の質も上がり、健やかな頭皮環境を維持できます。

 

 ・髪や頭皮の汚れを防ぐ

 汚れた寝具に髪が触れるのを防ぎたい時にも、ナイトキャップが活躍します。毎晩、使用する布団には髪や皮脂、垢が溜まるだけでなく、ホコリもついて不衛生です。さらに、布団やシーツは就寝中にかいた大量の汗も吸収してしまいます。汗を吸った布団は湿気が高くなって雑菌が繁殖し、汚れや湿気を好むダニの温床にもなりかねません。ナイトキャップをかぶって寝れば、汚れやダニから髪を守ることも可能です。

 

 メンズナイトキャップを選ぶときのポイント

 

 ナイトキャップにヘアケア効果を求めるならば、素材選びが重要です。形状やサイズもたくさんあるので、自分にぴったりの1枚を選ぶとさらに快適さが増します。そこで、メンズナイトキャップを選ぶときのポイントもご紹介します。

 

 ・素材で選ぶ

 ナイトキャップは就寝中に使うものだから、肌触りが良い素材を選ぶと快適な睡眠環境が保たれます。なかでも、なめらかな肌触りのシルクは寝心地がよく、睡眠の邪魔をしません。ツルツルとしたしなやかな質感で、摩擦が起こりにくいのもポイントです。
主成分は髪や肌と同じタンパク質で肌馴染みも良く、肌への刺激が少ないという特徴もあります。吸湿性・放湿性にも優れたシルクは汗をかいてもベタつかず、保温性にも優れているので、寒さ対策にもおすすめです。保湿性も高く髪の水分量もキープされるので、パサつきがちな髪もまとまりやすくなります。

 

 ・形で選ぶ

 ナイトキャップには様々な形状がありますが、男性には装飾の少ない「シンプルタイプ」がおすすめです。シンプルタイプは頭の後ろ側にゴムが入っているナイトキャップで、締めつけ感が少なく、額にゴムの跡がつきにくいというメリットもあります。
オーソドックスな形状は全周にゴムが入っているタイプになりますが、額部分のゴム跡や締めつけ感が気になる人は一定数いるようです。リボンで結ぶタイプは寝る前に紐で結ぶ手間が発生するので、ズボラな人には不向きかもしれません。

 

 ・ゆとりのあるサイズを選ぶ

 寝ぐせが心配な方は、少しゆとりのあるサイズを選ぶと安心です。小さいサイズだと変なクセや跡がつきやすく、窮屈に感じることもあります。就寝中に脱げてしまうほど大きいと効果がなくなってしまいますが、寝ぐせを防ぎたい方や快適さを追求する方は少し大きめのサイズがおすすめです。

 

 ・色で選ぶ

 ナイトキャップはカラーバリエーションも豊富なので、使いやすい色を選びましょう。女性にはピンクをはじめ、淡いパステルカラーも人気ですが、男性にはブラックやネイビー、アッシュブルーやブラウンなど落ち着きのある色味が人気です。

 

 メンズナイトキャップの効果的なかぶり方

 

 ナイトキャップにはヘアケア効果が期待できるものの、使い方を誤るとかえってトラブルを招く恐れもあります。髪の状態や頭皮の環境を悪化させないためにも、ナイトキャップは正しくかぶりましょう。

 

 ・髪をよく乾かす

 ナイトキャップは、入浴後に髪をしっかり乾かしてからかぶります。濡れた髪はキューティクルが開いてダメージを受けやすいですし、髪が濡れた状態でナイトキャップをかぶると変なクセもつきやすくなります。お風呂から出た後はタオルドライで水分を拭き取り、ドライヤーで髪をしっかり乾かしましょう。髪が完全に乾いてから冷風を当てるとツヤが出て、ヘアスタイルも崩れにくくなります。ブラッシングをして毛流れを整えたら、髪型が崩れないようにナイトキャップをかぶりましょう。

 

 ・蒸れた時は脱ぐ

 いくらヘアケア効果があるといっても、蒸れた状態でナイトキャップを被り続けるのは逆効果です。キャップ内は湿度が高いと髪の表面を覆っているキューティクルが開いて、寝ぐせがつきやすくなります。キャップ内が蒸れると雑菌も繁殖して、地肌や髪のトラブルを招きます。キャップ内が蒸れていると感じた時は無理に着用し続けず、途中で脱ぐようにしましょう。

 

 ・汚れたら洗濯する

 ナイトキャップは髪を洗った後にかぶるものなので、比較的汚れにくいのですが、お洗濯せずに使い続けると皮脂汚れが蓄積されていきます。汗をかいたまま使い続けると雑菌も繁殖して不衛生なので、こまめにお洗濯をして清潔に保ちましょう。

 

 髪と頭皮の悩みにはメンズナイトキャップがおすすめ!

 女性だけでなく、男性にも嬉しい効果が盛りだくさんのナイトキャップ。毎晩かぶって寝るだけなので、髪や頭皮のお手入れに十分な時間が割けなくてもヘアケアルーティンに取り入れやすいですし、睡眠の質の向上にもつながるので、疲れが溜まっている男性にもおすすめです。
なお、ココシルクでは男性が使いやすいナイトキャップを多数ご用意しています。サイズやカラーバリエーションも豊富なので、自分にぴったりの1枚がきっと見つかるはずです。これ以上、髪や頭皮の悩みを抱えたくない方は是非チェックしてみてくださいね。

 

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