春のゆらぎ肌はなぜ起こる?原因と適切なスキンケア

春のゆらぎ肌はなぜ起こる?原因と適切なスキンケア

 

少しずつ暖かい日が増えてきて、春の訪れを感じる今日この頃。外に出るのが楽しい季節の到来ですが、なんとなく肌の調子が悪いと感じている人もいるのではないでしょうか?
肌がかゆい、化粧ノリが悪い、いつも使っている化粧水が合わなくなったなど、肌に異変を感じたら、それは「ゆらぎ肌」のサインかもしれません。春に肌がゆらぐ原因を知って、適切なケアを始めましょう。

 

目次

 

ゆらぎ肌とは?

 

ゆらぎ肌は肌のバリア機能が低下して、一時的に敏感になった状態です。バリア機能とは、潤いが逃げないようにしたり、異物が侵入したりするのを防ぐ機能のこと。肌の表面にある角質層は、潤いで満たされていると外界から異物が侵入しません。

しかし、潤いで満たされていない肌には隙間があり、異物も侵入しやすくなって少しの刺激にも過敏に反応するようになってしまいます。これが、ゆらぎ肌のメカニズムです。


・敏感肌との違い

ゆらぎ肌は春先や秋口など季節の変わり目にトラブルが起きやすく、普段はわりと安定しています。

一方で、慢性的にトラブルを起こしやすい肌を敏感肌と言います。敏感肌は季節に関係なく、少しの刺激でも常にトラブルを起こしやすい肌です。


・ゆらぎ肌になりやすい人

ゆらぎ肌にかかる人の割合は、女性の8割にものぼると言われています。特にゆらぎ肌が起こりやすい年代は、30代後半から40代前半にかけて。妊娠や出産、生活環境の変化、仕事のストレスなど、様々な要因が絡み合って肌のバリア機能が低下します。

 


ゆらぎ肌の症状

バリア機能が低下して肌が刺激に弱くなると、以下のような症状が現れます。


☑︎洗顔後の肌がつっぱる

☑肌が乾燥してカサつく

☑肌が痒い、ヒリヒリする

☑︎ニキビや吹き出物ができやすい

☑︎肌が荒れやすい

☑︎くすみやざらつきが目立つ

☑︎化粧ノリが悪い


上記のようなトラブルが起きると、いつも使っているスキンケアが急に合わなくなることも。

症状を緩和したければ、ゆらぎ肌の原因を知ったうえで、正しいケアを始めましょう。

 

 

ゆらぎ肌の原因

 

ゆらぎ肌の原因は、1つだけとは限りません。いくつかの原因が絡み合って肌の調子が悪くなる可能性もあるので、全ての原因を知ることがゆらぎ肌改善への第一歩です。


・寒暖差

三寒四温という言葉があるように、春は気温の変化が激しい季節。日中と朝晩の気温差も大きく、寒暖差による刺激はバリア機能を低下させます。

気温や湿度の変化が大きいと自律神経のバランスも崩れ、肌のターンオーバーも乱れがちに。皮脂の分泌量が増えてニキビの原因になったり、血行が悪くなって肌が荒れやすくなったり、肌トラブルが続出します。


・空気の乾燥

空気の乾燥にエアコンによる乾燥と、冬の乾燥ダメージにさらされてきた春のお肌はゆらぎやすくなっています。乾燥によるダメージを受けた肌はバリア機能が低下しているので、潤いが逃げやすく、外的刺激も受けやすい状態です。

さらに、春は風が強い日も多く、冬以上に乾燥する日も。強風でほこりやチリが舞い上がり、肌に付着すると肌へのダメージも大きくなります。


・花粉

春のゆらぎ肌の原因の一つは、ずばり花粉です。特にバリア機能が低下しているときに花粉が肌に付着すると、痒みや赤みなどの症状が出やすいので要注意!

しかも、花粉症の症状が酷い人は涙や鼻水を拭く時、マスクをしている人はマスクが肌に触れている時に摩擦が生じます。バリア機能を担う角質層はとても薄いので、少しの摩擦でも肌が傷ついてバリア機能が低下します。

 

・紫外線

春になると増えてくる紫外線も肌への刺激となり、対策を怠っていると肌がゆらぎやすくなります。紫外線といえば、しわやたるみ、シミやそばかすなど、様々な肌トラブルの原因になることはご存知の通り。

この紫外線は3月頃から急激に増え始め、4月には真夏と変わらない量に達します。紫外線によるダメージを受けると、肌は潤いを保てなくなり、乾燥が進んでバリア機能も低下します。


・環境の変化によるストレス

春は進学に就職、異動、転勤、引っ越しと環境の変化が大きく、ストレスが溜まりやすい時期です。緊張や不安から落ち着かない状態が続くと、自律神経の働きも乱れやすく免疫力が低下。血流も滞り、肌のバリア機能も低下して肌トラブルが生じやすくなります。

お肌の状態を安定させるためにも十分な睡眠や休息を取って、ストレスを溜め込まないことが大切。普段、シャワーでお風呂を済ませている人は湯船に浸かって体を温めるとリラックス効果が期待できます。



ゆらぎ肌対策におすすめのスキンケア

 

ゆらぎ肌になってしまったと思ったら、お手入れの見直しが必要です。正しいスキンケアで、肌トラブルを悪化させないようにしましょう。

 

・刺激を減らす

赤みや痒みなどの症状が出ている時は、肌への刺激を極力減らさなければなりません。花粉や汚れをしっかり落とすことも大切ですが、顔をゴシゴシ擦って洗うとダメージが大きくなります。

熱いお湯も角質層の潤いを奪ってしまうので、ぬるま湯とたっぷり泡立てた洗顔料で優しく顔を洗いましょう。肌が荒れている時は、肌への刺激が少ない洗顔料に変えることもおすすめです。


・保湿ケアを徹底する

ゆらぎ肌の改善には、何よりも保湿ケアが大切。化粧水で水分を補い、乳液やクリームで肌に潤いを閉じ込めて乾燥を防ぎましょう。

スキンケア製品は、セラミドやヒアルロン酸など保湿成分配合のアイテムが効果的。低刺激の化粧水を使っても刺激を感じる時は、ワセリンでの保湿ケアがおすすめです。


・花粉&紫外線から肌を守る

肌が揺らぎやすい春は、花粉対策と紫外線対策も欠かせません。花粉から肌を守るためにも、外出時はファンデーションで肌をしっかりカバーし、花粉をブロックするスプレーや日中用クリームも併用しましょう。

紫外線対策には、外出時に日焼け止めクリームを塗って肌へのダメージを防ぎましょう。日差しが強い時は、日傘や帽子の活用も効果的です。

 

・肌に優しいシルクでケアする

 

肌は日中だけでなく、就寝中もダメージを受けています。太くて硬い繊維の枕で寝ていると寝返りを打つたびに肌が傷ついてしまいますが、つるつるしたシルクの枕カバーなら肌へのダメージを軽減できます。

しかも、シルクに含まれるセリシンという成分には保湿効果があり、寝ている間もお肌がしっとり保たれます。

肌の調子が悪いときは寝具も見直して、就寝中のお肌をダメージから守りましょう。

 

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また、花粉症対策で使用される不織布マスクも肌荒れの原因に。マスクを使用するのであれば、肌へのダメージが少ないシルク製のマスクがおすすめです。

シルクマスクは摩擦によるダメージから肌を守るだけでなく、紫外線カット効果もあります。

人の肌と同じタンパク質でできていて肌に優しく、一日中つけっぱなしでも蒸れずに快適です。

 

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おわりに


春は肌が不安定になりやすく、様々なトラブルに悩まされます。外的刺激から肌を守るとともに、低刺激のスキンケアアイテムを使って肌を優しくケアしましょう。不快な症状が続いている方は、肌に優しいシルク製品もぜひお試しください。

 

 

 

 

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