夏のパジャマは長袖がおすすめ!シルクパジャマで快適な睡眠を。

夏のパジャマは長袖がおすすめ!シルクパジャマで快適な睡眠を。

夏は夜になってもなかなか気温が下がらず、暑くて眠れない日もありますよね。そんな時は寝つきも悪く、夜中に何度も目が覚めて睡眠不足に陥ることも…。睡眠の質が低下すると、日中のパフォーマンスや体調にも影響を及ぼすので、快眠を妨げないパジャマを選ぶことが大切です。
みなさんは夏のパジャマには半袖と長袖、どちらを選んでいますか?一見すると半袖の方が涼しそうに見えますが、実は半袖パジャマには思いもよらぬ落とし穴があるのです。

 

目次

 

夏は長袖と半袖、どちらのパジャマがおすすめ?

 

快眠を得るには、睡眠に適した温度と湿度を保つことが大切です。半袖パジャマは露出が多い分、熱がこもりにくく、体にもまとわりつきません。一方、長袖パジャマはエアコンが効くまでの間は暑く感じるかもしれませんが、半袖パジャマに比べて汗を吸収しやすく、エアコンをつけっぱなしの人にとっては体を冷やしすぎないといったメリットがあります。夏は半袖パジャマの方が涼しそうに思えますが、実は温度や湿度の調節がしにくく、かえって寝苦しく感じることがあるので、ご注意ください。

 

夏のパジャマには長袖がおすすめな理由

長袖パジャマは汗を吸収しやすく、体を冷やしすぎないので、快適な温度や湿度を保てます。つまり、エアコンの効いた部屋で寝る場合、長袖パジャマを着ていれば、快眠を妨げる汗対策と冷え対策を同時に行うことができるというわけです。

 

◇汗を吸収する

人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくとも言われていますが、かいた汗を放置しているとさまざまなトラブルの原因に。たとえ汗をかいたとしても汗を吸収してくれる長袖パジャマを着ていると、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

・寝苦しさや寝不足を防ぐ
汗を吸収してくれる長袖パジャマを着ていると湿度が上がりにくく、快適に過ごせます。一方、露出が多い半袖パジャマは長袖パジャマに比べて汗を吸収しない分、湿度が上がって寝苦しく感じられます。寝汗をびっしょりかいたままだと、気持ち悪くて朝まで眠り続けられない人もいるのではないでしょうか。
寝汗をかくと不快感で寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたり、寝苦しさや寝不足の原因になります。寝汗をたくさんかき過ぎると睡眠の質の低下にもつながるので、注意が必要です。特に、寝苦しさの原因は温度よりも湿度にあると言われています。温度だけを考えて半袖半ズボンを選ぶ人は多いかもしれませんが、湿度まで考えるならば長袖長ズボンがおすすめです。

・風邪や皮膚トラブルを防ぐ
寝ている間にかいた汗をそのままにしておくと寝汗が体温を奪って、寝冷えや風邪の原因になります。さらに、汗が肌に残ると皮膚トラブルも引き起こすので、気をつけなければなりません。なかでも注意したいトラブルといえば、痒みや赤みを伴うあせもです。
半袖や半ズボンのパジャマだとひじやひざの裏に汗が残りやすいので、あせもができる心配があります。風邪や肌トラブル予防の観点からも、夏は長袖長ズボンのパジャマをおすすめします。

・汗が寝具につくのを防ぐ
半袖パジャマは肌の露出が多いので、寝具に直接触れる部分が増えて、汗や汚れが寝具に移りがちです。しかも、汗が寝具に染み込むとダニやカビの発生原因にもなります。湿度が高い環境はダニやカビにとって格好の繁殖場所ですから、汗が染みこんで湿気のこもった寝具はいずれダニやカビの温床になるでしょう。
ダニやカビは不潔なだけでなく、ぜんそくや肌トラブルなどのアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。寝具を清潔に保つためには肌に触れたシーツやタオルケットをこまめに洗うしかありませんが、毎日お洗濯するのも現実的ではありませんよね!?長袖パジャマを着ていれば肌が直接寝具に触れる範囲が狭くなり、汗も布団に染み込みにくくなります。

◇体が冷えにくい

夏は夜になっても気温が下がらない日も多いので、朝までエアコンをつけっぱなしのご家庭も多いのではないでしょうか。ところが、エアコンが効いた部屋で半袖パジャマを着て寝ると、体が冷え過ぎて睡眠の質の低下や身体の不調を招く恐れがあります。特に半袖パジャマだとひじやひざの関節までカバーできず、冷えやすい状態に。
血流が滞るとむくみやだるさを引き起こし、慢性的な疲労感に悩まされることもあります。冷え性の方は手先や足先などの末端が冷えやすく、腕や脚を露出したままだと症状はさらに悪化してしまうでしょう。長袖パジャマは半袖パジャマに比べて寒くなり過ぎず、適度な温度が保たれるので、寝冷え予防にもおすすめです。

 

夏に長袖パジャマを着るときの注意点

夏に長袖パジャマを着用するならば、エアコンの使用が前提です。睡眠時の理想的な温度と湿度は、「寝床内気象(しんしょうないきしょう)」を参考に決定します。寝床内気象とは
布団と身体の間に生じる空間で、「温度33±1℃」と「湿度50±5%」が理想的です。



◇長袖パジャマに適した部屋の温度

理想的な寝床内気象をつくるには、室内の温度を何度に設定すれば良いのでしょうか。一般的に、睡眠時の室温は27~28℃が推奨されています。ただし、長袖パジャマで夏掛け布団をかけて寝るならば、いつもより室温を低めに設定しても良いでしょう。エアコンは、一晩中つけっぱなしで問題ありません。
エアコンをつけたままだと体調が悪くなる、起きた時にだるくなる、電気代がかかるなどの理由からタイマーを設定してエアコンを途中で切ってしまう人もいます。ところが、エアコンを途中で切ってしまうと温度と湿度が急速に上がり始め、寝苦しさが一気に増してきます。熱帯夜は熱中症になる可能性もあって、大変危険です。快眠対策と熱中症対策を行うためにも、なるべくならエアコンと長袖パジャマを併用して温度を調節しましょう。


◇長袖パジャマに適した部屋の湿度


快適な睡眠環境を整えるには、温度だけでなく湿度の調節も不可欠です。ちなみに、寝室の湿度は50〜60%に保つと良いとされています。湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、体温もなかなか下がりません。温度とともに部屋の湿度も整えることで、蒸し暑い夏も快適に過ごせる睡眠環境が整います。

 

夏のパジャマに適した素材の選び方

パジャマの素材も季節に合ったものを選ぶと、さらに快適さがアップします。パジャマに使用されている主な素材は、以下の4種類です。
 ・綿
 ・麻
 ・シルク
 ・綿+化学繊維
各繊維の特徴も簡単にご説明いたしますので、夏パジャマを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

◇綿

綿100%のパジャマはふんわりとした、やわらかな肌触りが魅力です。吸水性と吸湿性に優れた素材で、汗をすばやく吸収して発散させます。通気性にも優れているので、蒸れにくく、サラサラとした着心地が続きます。
綿は繊維の毛先が丸みを帯びていてチクチクしないうえに化学繊維と比べて静電気も起きにくいので、肌への刺激も少なめです。水に濡れると強度が増すという性質も持ち合わせていて、下着にもよく使われている素材です。

◇麻

麻は吸湿性と通気性に優れた素材で、汗をかいてもパジャマが肌にベタッと貼り付きません。綿に比べるとやや硬めな風合いですが、シャリっとした爽やかな感触は夏向きといえるでしょう。最初はゴワゴワしているように感じられるものの、お洗濯を繰り返しているうちに生地が柔らかくなってきます。
汗を吸収してもすばやく発散するので、カビや雑菌が繁殖しにくいというメリットもあります。麻はもっとも丈夫な天然繊維とも言われていて、強度も高めです。麻製のシーツなんかはひんやりと感じられるので、寝つきも良くしてくれるでしょう。

◇シルク

シルクは蚕の繭から取れる天然繊維で、上品な光沢となめらかな肌触りが特徴です。ドレスに着物、ブラウスと高級衣料に欠かせないシルクは、「繊維の女王」とも呼ばれています。そんなシルクでつくられたパジャマは高級感が味わえるだけでなく、機能性も充実しています。
特に吸湿性は綿の1.5倍も高いと言われていて、蒸れにくく快適です。柔らかでなめらかな肌触りはリラックス感たっぷりで、パジャマやルームウェアとの相性も抜群。保温性も高く、エアコンの冷えや乾燥からも身体を守ってくれます。

◇綿+化学繊維

パジャマの素材には、天然繊維である綿に化学繊維を混ぜて作られた生地もあります。特に多いのが、綿とポリエステルの混紡です。
綿には吸水性がありますが、水分を含んで乾きにくいというデメリットがあります。一方、ポリエステルには吸水性が低いものの速乾性があり、シワになりにくいというメリットがあります。混紡は性質の異なる繊維を混ぜ合わせることで、お互いの性能を高め合っています。

 

夏には長袖×シルクパジャマがおすすめ!

《モデル着用商品:COCOSILK》

夏にエアコンの効いた部屋で寝るならば、極上の着心地が味わえる長袖のシルクパジャマはいかがでしょうか。シルクは優れた性質をたくさん持ち合わせているので、シルクパジャマを着て寝れば、真夏の夜も快適にお過ごしいただけます。

◇吸湿性・放湿性・通気性に優れている

細い繊維がたくさん集まってできているシルクは繊維と繊維の間に空間があり、水分を蓄えることができます。この空間に蒸発した汗を吸い取ることができるので、汗をかいても蒸れにくく快適です。さらには、繊維が吸収した水分を放出する放湿性、空気がこもらない通気性にも優れているため、シルクパジャマを着て寝れば、ジメジメした蒸し暑い夜の寝苦しさからも解放されるでしょう。

◇保温性が高く、外気温が伝わりにくい

繊維内にある空間には水分だけでなく、空気もたくさん含むことができるので、外の温度が伝わりにくいというメリットもあります。夏は涼しく冬は温かく1年中活躍する素材で、エアコンの冷え予防にも役立ちます。

◇なめらかな肌触りで、心地良い眠りをサポート

シルクのスベスベとしたなめらかな肌触りは、着心地も抜群です。寝返りもスムーズに打てるようになり、心地良い眠りをサポートしてくれます。

◇美肌効果がある

夏は一日中、エアコンの効いた部屋で過ごしていると室内が乾燥して、肌の水分不足を招きます。乾燥は美肌の大敵です。肌の水分量が低下すると乾燥肌の原因になり、乾燥が進むとカサつきやゴワつきも感じるようになります。シルクは余分な湿気を吸収しつつ繊維の中に一定の水分を保持することができるので、肌の潤いが守られて、乾燥によるダメージの軽減にもつながります。

◇刺激が少なく、敏感肌の方も安心

シルクは人の肌と同じ、アミノ酸でできている繊維です。人の肌の成分に近いということは繊維が肌に馴染みやすく、刺激も少ないということ。お肌にとても優しい素材で、敏感肌やアトピーの方にも安心して着用いただけます。

 

シルクの長袖パジャマで熱帯夜も快適に。

蒸し暑い夏の夜にはエアコンをつけて寝ること、そして長袖のシルクパジャマを着ることで快適な睡眠環境が整います。ココシルクでは、夏も活躍する長袖のシルクパジャマを販売中です。豊富なカラーバリエーションとサイズ展開で最適な1枚が見つかりますので、是非チェックしてみてくださいね。

 

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